肌表面温度は外気温度、部位によって異なり、額では外気温度15℃から30℃ の間で31.7℃から35.2℃ の変化があります。
そのため生コラーゲン^*は肌の上でゆっくりと徐々に変性し（三重らせん構造がほどけ）、長時間水分を放出しつづける特長があります。

冬場で外気温が低い場合でも必ず冷蔵庫保管してください。
外気温は日中と夜間でも差があり、室温はさらに冷暖房使用時と未使用時でも差があります。それに対し冷蔵庫内は平均3℃前後を保ち温度変化も少なく、また一般的に微生物は温度が低いほど繁殖しにくいため、より製品の品質・安全性を保つことが出来ます。

生コラーゲン^*とは、コラーゲン原料の水溶液です。
そもそもコラーゲン原料は固形（線維状）であり、そのまま肌に塗布することは困難です。そのため生コラーゲン^*は、コラーゲン原料を化粧品に配合することを目的として水に溶解した、コラーゲン原料の水溶液です。
（全成分表示の際は「水」と「水溶性コラーゲン」に分けて記載されます。）
※水溶液中のコラーゲンの配合濃度は企業秘です

ニッピコラーゲン（表示名称：水溶性コラーゲン）の原料は生コラーゲン^*です。
ニッピコラーゲンは製造工程で熱が加わり、常温で保管されているため「三重らせん構造」「分子量３０万」は保っていません。

●アルカリ可溶化（化粧品原料の水溶性コラーゲンで使用される方法）
コラーゲンの三重らせん構造、分子量30万を保ったまま抽出する方法。

●アルカリ処理（健康食品のコラーゲン原料で使用される方法）
アルカリ溶液に牛皮を浸し、組織を崩すことで効率的にゼラチンを得るための前処理。

スキンケア ジェル NMバランスは中性です。
原料の生コラーゲン^*はアルカリによって抽出していますが、製品自体は中性です。アルカリによって抽出されたコラーゲン（生コラーゲン^*）は、中性付近で透明なジェルを形成するという特性を持っています。

●生コラーゲン^*
皮膚や粘膜に塗布した際の刺激性や感作性、経口摂取による急性毒性などの様々な試験で問題のないことを確認しています。
BSEや口蹄疫などにも有効なアルカリ可溶化工程を経ています。

●ナノコラーゲン
食品・医薬品・化粧品において、幅広く使用実績があります。
原料（テラピアの鱗）を中国、インドネシアの水産加工会社から購入。
これらの水産加工会社は全てHACCP認定工場であり、厳しい管理基準を持つ、EU・アメリカ・日本などを主輸出国としています。
ニッピの独自の調査により、テラピアの養殖では、抗生物質を使用しないこと、養殖・加工の全ての過程において農薬汚染が起こる環境にないことを確認済み。

※HACCPとは
「危害分析重要管理点」と訳す。もともと米国の宇宙食開発のため発案されたもの。「食品製造の過程で、生産の初期段階から製造・加工工程を経て最終消費者に至るまで、食品の安全性を保証するための管理方式」の一つ。７項目の原則があり、それを基により安全で良い品質の製品を得ることを目標とした管理システム。

申し訳ございませんが、旅行にはお持ちにならないようにお願いしております。
スキンケア ジェル NMバランスに配合されている生コラーゲン^*は熱に弱いため、常温で持ち運びをされますとコラーゲンが変性して水状になってしまうことがあり、コラーゲン本来の保湿効果も低下してしまいます。
当社の製品はスキンケア ジェル NMバランス以外の製品にもコラーゲンを高配合しておりますので、ご旅行中はそちらでお手入れをしていただき、ご旅行からお戻りになりましたらスキンケア ジェル NMバランスをご使用ください。

ふき取り化粧水はスキンケア ジェル NMバランスの前にお使いください。

通常のお手入れでは手のひらで塗布してください。
コットンを使用すると、最初に塗布したスキンケア ジェル ＮＭバランスがコットンに絡めとられてしまう可能性があります。

乾燥を感じるときやスペシャルケアとして、たっぷりと化粧水をしみこませたコットンパックなどをしていただくことは問題ありません。（化粧水をしみこませたコットンを肌に乗せるときは肌をふき取らないように注意してください。）

皮（豚の真皮）由来のコラーゲンなので、Ⅰ型コラーゲンを主としてⅢ型コラーゲンが微量含まれています。