コラーゲンとは
美しさ、健やかさはもちろん、生命そのものに必要な成分、それが「コラーゲン」
もっとコラーゲンを知りたい方へ。コラーゲンとはどんなものなのかご説明します。
ニッピの生コラーゲンは、肌の中に存在するⅠ型コラーゲンと同じ構造のコラーゲンのことです。お肌の基礎となる、肌本来の水分保持力とバリア機能をサポートすることで、みずみずしいハリのある肌へと導きます。
生コラーゲン(ニッピ生コラーゲンSCL)とは、体内にある28種類のコラーゲンの内、皮膚に水分を維持しハリを与えているⅠ型コラーゲンを「三重らせん構造」を保ったまま抽出したもの。「三重らせん構造」を保つため、非加熱で製造しており、加熱処理されたコラーゲンと比べ、約5倍の保水力を維持しています。また肌に塗布することで、角層水分量(肌本来の水分量)が約2倍となり、使用感の変化をご実感いただけます。SCLとは、アルカリ可溶化コラーゲンの略称です。(Solubilized Collagen with Alkali)水溶性コラーゲン(保湿成分)
抜群の保水力が美肌を引き出す鍵
生コラーゲンの保水力は、加熱処理※1された一般の化粧品で使われているコラーゲンの約5倍です。その抜群の保水力が素肌のうるおいをサポートし、美肌を引き出していくのです。
保水力の持続性が自肌力をはぐくむ
熱によって分解されていない「三重らせん構造」のコラーゲンなので、顔を洗わない限り肌に残って威力を発揮します。使い続けるほどに角層の水分量が増え、バリア機能をサポートしていきます。
生コラーゲンの2倍のうるおい力は、角層に働きかけます。肌は、充分に保湿されることで、角質細胞同士をつなぎとめている「コルネオ・デスモソーム」の分解を促進。角質層を整えて、本来の正常な状態に保ちます。また、保湿により細胞の防御壁として働く「角化不溶性膜」を成熟させる酵素が活性化され、「細胞間脂質」が吸着することで、水分保持能力、バリア機能をサポート、みずみずしいハリのある肌へと導きます。
肌の表面には基底層から生まれる「表皮細胞」や、大切なバリア機能の役割を果たす「角質細胞」、「細胞間脂質(セラミド、コレステロール、遊離脂肪酸)」、「NMF(天然保湿因子)」、「皮脂膜」があります。さらにその奥には、うるおいとハリを保つ「 I 型コラーゲン」の他に、コラーゲンを生み出す「線維芽細胞」、弾力を保つために、コラーゲンに巻きつく「エラスチン」、水分と一緒に存在する「ヒアルロン酸」が存在。これらが正常に保たれることが美しい肌の基本です。
皮膚との相性がよく肌の上で滑らかな皮膜をつくり、表皮の一番上の角層にアプローチ。正常に保たれた角層の情報がすみずみまでいきわたり、根本から肌の状態を整えます。
再生医療は、病気に対する新たな手段として、今最も注目されている治療法です。ニッピのバイオマトリックス研究所は、今から約60年前に、コラーゲンの可溶化に世界で初めて成功。その技術は、再生医療の先駆けとなる「人口血管」の研究を始め、やけどの被覆剤の開発などにつながりました。その後、再生医療にも応用されるコラーゲンの生体適合性の高さに注目し、開発されたのが生コラーゲン配合の『コレセンス スキンケア ジェル』なのです。
ニッピバイオマトリックス研究所顧問 服部 俊治
医学博士、理学修士。東京医科歯科大学難治疾患研究所助手
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