コラーゲンとは
美しさ、健やかさはもちろん、生命そのものに必要な成分、それが「コラーゲン」
もっとコラーゲンを知りたい方へ。コラーゲンとはどんなものなのかご説明します。
1960年の1月26日、”ニッピがコラーゲン可溶化”技術の特許を出願、
その歴史的な発明を記念して、『コラーゲンの日』に設定されました。
型 | 特徴 | 構成α鎖 | 関連疾患 |
---|---|---|---|
I | 線維形成性。大部分は3本鎖らせん領域(長さ約300nm)。両端に小さいテロペプチド。両端のプロペプチドが切断されて組織沈着サイズになる。最も豊富に存在する。 硝子軟骨を除くほとんど全ての結合組織に存在する。腱,真皮,骨などに多い。 |
α1(I) α2(I) |
骨形成不全症 エーラスダンロス症候群 |
II | 線維形成性。I型と同様の分子形態。軟骨,椎間円板線維輪,目の硝子体発生過程では他の組織にも存在。 | α1(II) | 軟骨無形成症先天性脊椎骨端異形成症 |
III | 線維形成性。大部分は3本鎖らせん領域。Nプロペプチドが切断されていないものも組織中に存在する。分子内鎖間ジスルフィド結合あり。I型と共存して真皮や動脈壁に多い。 | α1(III) | エーラスダンロス症候群 |
IV | 基底膜形成。C末端に球状領域(NC1)があり,残りは3本鎖らせん領域,N末には,システイン残基の多い7S領域がある。組織中には,部分的にプロセシングされたと考えられるポリペプチド鎖もα1鎖とα2鎖についてはある。分子内鎖間ジスルフィド結合あり。基底膜,類洞。腎糸球体に存在。 | α1(IV) α2(IV) α3(IV) α4(IV) α5(IV) α6(IV) |
アルポートシンドローム |
V | 線維形成性。3本鎖らせん領域の長さはI型~III型と同様。組織サイズの詳細は不明。N側に大きな球状領域を有するものがある。 I型と共存する。角膜に多い。 |
α1(V) α2(V) α3(V) |
エーラスダンロス症候群 |
VI | ほとんどの臓器。軟骨細胞周囲や基底膜近傍にあってミクロフィブリルを形成。両端に大きい球状領域,中央に約100nmの長さの3本鎖らせん領域選択的スプライシングがある。分子内鎖間ジスルフィド結合あり。 | α1(VI) α2(VI) α3(VI) |
ウルリッヒミオパチー |
VII | 基底膜近傍にあって、アンカリングフィブリルを形成。両端に球状領域,3本鎖らせん領域は約420nmでI型より長い。 | α1(VII) | 表皮水疱症 |
VIII | N末に球状領域,C末に大きい球状領域,その間にI型より短い130nm程の3本鎖らせん領域。 角膜デスメ膜。血管内皮細胞に存在。 |
α1(VIII) α2(VIII) |
|
IX | 分子の両端と3本鎖らせん領域の中に配列がとぎれる領域が存在する。分子内鎖間ジスルフィド結合あり。GAG(コンドロイチン硫酸)鎖が結合した糖タンパク質。軟骨に存在。コラーゲン線維表面に存在するFACIT型。 | α1(IX) α2(IX) α3(IX) |
多発性骨端異形成症 |
X | N末に球状領域,C末に大きい球状領域,その間にI型より短い130nm程の3本鎖らせん領域。軟骨に存在。 | α1(X) | |
XI | 線維形成性。α2鎖は V型と共通。軟骨に存在する。 | α1(XI) α2(V) |
軟骨無形成症先天性脊椎骨端異形成症 |
XII | 球状領域が大部分。C末側に短い3本鎖らせん領域。GAG鎖を有するものもあるI型コラーゲン線維表面に存在するFACIT型。 | α1(XII) | |
XIII | 膜貫通型蛋白質。細胞とマトリックスの接着に関与。球状領域,GXY配列領域両方に多様な選択的スプライシング。 | α1(XIII) | |
XIV | 球状領域が大部分。C末側に短い3本鎖らせん領域。GAG鎖を有するものもある。コラーゲン線維表面に存在するFACIT型。 | α1(XIV) | |
XV | 3本鎖構造が分断された構造。Multiplexins型と分類される。腎臓などの内臓で発現 | α1(XV) | |
XVI | コラーゲン線維表面に存在するFACIT型に分類されるが詳細はわからない。 | α1(XVI) | |
XVII | 膜貫通型コラーゲン。60-70nmの長さの3本鎖らせん領域をもつ。 ヘミデスモソームに存在してBP-180とも呼ばれる。 |
α1(XVII) | 水疱性類天疱瘡 |
XVIII | 3本鎖構造が分断された構造。Multiplexins型と分類される。肺、肝臓などの内臓で発現 C末の断片はエンドスタチンとなる。 |
α1(XVIII) | |
XIX | コラーゲン線維表面に存在するFACIT型に分類されるが詳細はわからない。 | α1(XIX) | |
XX | FACIT型で XII, XIV型に似ている。 | α1(XX) | |
XXI | FACIT型で XII, XIV型に似ている。 | α1(XXI) | |
XXII | FACIT型で XII, XIV型に似ている。 | α1(XXII) | |
XXIII | 膜貫通型コラーゲン | α1(XXIII) | |
XXIV | 線維形成性でXI 型に似ている。 | α1(XXIV) | |
XXV | 膜貫通型コラーゲン アルツハイマーアミロイドプラークに存在 | α1(XXV) | |
XXVI | 精巣、卵巣に発現 | α1(XXVI) | |
XXVII | 線維形成性 | α1(XXVII) | |
XXVIII | 神経シュワン細胞周辺基底膜に存在 | α1(XXVIII) |
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